■鉄道撮影■思い立ったがキハ日・小湊鐵道キハ200形■平成19(2007)年7月1日
皆さま、こんにちは 「大体」で楽しむ鉄道撮影 です。
私には、平成18年頃からの約5年間、撮り鉄に勤しんでいた時期がありました。今は家庭の事情で遠方に撮影旅行に行くことも無くなりましたが、日々の生活や旅行先で鉄道を見かければその時手に持っているカメラでちょこちょこ撮ったりはしています。このカテゴリでは鉄道模型の話と並行させながら、今まで撮りためた「大体」な写真や動画を紹介していこうと思います。
今回は平成19(2007)年7月1日に訪れた千葉県は小湊鐵道のお話です。仕事や旅行のついでとかではなく、単に「日帰りでキハ20系の兄弟分・キハ200形を見に行って気動車の息吹を堪能しよう」と思った次第です。本格的にカメラを始めてから1年3ヶ月ほど。使用カメラはPENTAXのK10Dです。被写体のキハ200形自体はまだ元気に活躍している車両ですので、珍しくも上手なわけでもない写真を並べるだけですが、まぁ趣味なんてのどかなものだな、と笑ってスクロールしてください(^^)
↑2007.7.1 五井駅
これは帰途についた時の写真ですが、2007年当時の五井駅の様子です。小湊鐵道ホームから内房線ホームを望んだところで、内房線ホームにはまだまだ元気いっぱいだった113系が停車中です。併結している手前のクハ111の車番は「515」と読めますので、幕張車両センターの110編成と思われます。クハ111-217/モハ113-2093/モハ112-2093/クハ111-515の4両編成です。廃車回送日は2010.2.23とのこと。このあと2年半ほどは活躍したようですね(*^^*)
↑2007.7.1 五井駅
発車する113系をキハ200形越しに一枚。クハ111の車番は「1605」と読めます。編成番号はS64ですので、クハ111-1505/モハ113-1519/モハ112-1519/モハ113-1521/モハ112-1521/クハ111-1605の6両編成です。廃車回送日は2009.10.22のようです。113系スカ色の10両編成…すっかり昔の話になってしまいましたね。
↑2007.7.1 五井駅(五井機関区)
こちらは五井駅ホームから眺めた五井機関区。非電化の側線がズラッと並んで、趣のある車庫の前に気動車が屯する…いいですねぇ、これ見るだけでも来た甲斐があるってもんです(°▽°)
小湊鐵道のキハ200形は、乗降扉(プレスドアか否か)と側面窓(ユニットサッシか否か)の形態から以下の3タイプに分けられます。
初期型:プレスドア・非ユニットサッシ(キハ201〜206)
中期型:非プレスドア・非ユニットサッシ(キハ207〜210)
後期型:非プレスドア・ユニットサッシ(キハ211〜214)
細かい所ではキハ204のみベンチレーターが違っていて、東武8000系と同じもの(他車は押し込み式)になっているそうです。キハ209と210は非冷房のままで、キハ209は長期にわたって保留車となっています。とすると、画面右列手前から3両目がキハ204ですね。画面一番左の状態が悪い車両がキハ209でしょうか。
↑2007.7.1 光風台駅
私はこの日、光風台駅で降りて半日ほど写真を撮りました。上総牛久より先に行くと良い風景がひろがっているのはわかっていましたが、列車本数が極端に少なくなりますからね。日帰りで時間も限られてましたし天気も曇りだったので、とりあえず本数を稼ごうと思った次第です。この列車案内表示、いい味出していて好きです(´∀`*)
↑(1)2007.7.1 光風台〜上総山田(後追い)
養老川にかかる鉄橋でまず1枚。曇ってますな。どっち向きに走っている列車なのか、記憶だけではわからなくなっていましたが、同時に撮影していたビデオを見たらわかりました。なんでも撮っておくもんですね。車両は初期型、車番不明。
↑(2)2007.7.1 上総山田〜光風台
同じ鉄橋を下から仰ぎ見ながら縦で1枚。曇りでもなんとか良い写真を撮ろうと工夫をしています。車両は初期型、車番不明。この鉄橋の佇まいは気に入っているので、いつかレイアウトで再現したいと思っています。
↑(3)2007.7.1 上総山田〜光風台
この時は陽が射してきてオッ!と思いました。7月らしい緑に鉄橋と車両の赤が映えますね。
車両は初期型、車番は不明。屋根の具合からすると(1)の写真と同じ車両と思われます。
↑(4)2007.7.1 光風台〜馬立
このへんの時間帯は比較的光線が良かったんですよね。光風台駅を発車した後期型のキハ211の下り列車です。
↑(5)2007.7.1 光風台〜上総山田
また雲が増えてきました。青々とした田んぼが夏の雰囲気ですが、雲のせいでどんよりしています。車両は初期型、車番は不明。
↑(6)2007.7.1 光風台〜上総山田
ますます空がどんよりして、撮り方の工夫の一環で流し撮りなんかにチャレンジして(失敗して)みたりもしています。この車両は車番がバッチリ読めます。キハ202です。
↑(7)2007.7.1 上総山田〜光風台
色彩を求めて踏切と絡めてみた1枚(笑)「きしゃにちゅうい」の注意書きが気に入って写真に入れてみました。
この写真の手前の車両は中期型で車番はキハ207…と読める気がします。「冷房車」の札が見えないので非冷房のキハ210の可能性もありますが、そうは読めない…と思う。奥の車両は後期型で、動画からは辛うじてキハ212と読み取れました。
↑(8)2021.7.1 光風台〜上総山田
この辺になると構図が大胆ですね、もうヤケになっています(笑)車両は上総牛久駅で折り返してきたさっきのキハ211。
↑(9)2007.7.1 上総山田〜光風台
大きめな築堤があって撮影意欲をそそられるんですが、晴れてたらなぁ…(T . T)まぁ、光線気にせずにいろんなアングルで撮れてるのは曇りだからでもあるんですがね。
車番はキハ202と読める気がします。(6)のキハ202が五井で折り返してきたのでしょう。
↑(10)2007.7.1 光風台〜上総山田
最後はやっぱり鉄橋で撮影。空は世界の終わりのようにおどろおどろしいですね(笑)初期型で、車番はキハ202と読める気がします。
↑(11)2007.7.1 光風台駅
光風台駅に戻って写真の後期型を含む2両編成、たぶん上総牛久で折り返してきたさっきのキハ212+キハ207の上り列車で五井駅に向かって帰途につきました。
この後は小湊鐵道を訪れる機会もなく現在に至ります。写真に登場したキハ202は令和2(2020)年10月で引退したらしいですね。長い間お疲れさまでしたm(_ _)mキハ40のデビューも間もなくですし、里山トロッコ列車とかも走ってますし、キハ200形もまだまだ元気ですからね、再訪したいですねぇ(*^^*)
↑「見た」「撮った」「乗った」ものは模型も欲しくなるのは乗り物趣味なら共通じゃないでしょうか( ͡° ͜ʖ ͡°)令和3(2021)年3月に発売になったオープンパッケージの鉄道コレクション「小湊鐵道キハ200形(キハ202+キハ204)2両セット」が我が家で待機中です。プレスドア、非ユニットサッシの初期型で、写真で頻繁に登場したキハ202と変形ベンチレーターのキハ204がモデル化されていますからね、これは買わねばでしょう。走行化の動力とパーツも買ってますから、写真を掘り出したのをきっかけに整備しましょうかねᕦ(ò_óˇ)ᕤ
↑キハ200形は鉄コレ第13弾のキハ213もネットオークションで落札しています。こちらは非プレスドア、ユニットサッシの後期型。合わせて整備してあげるつもりです(^-^)
そうそう、写真と一緒にビデオも撮っていますから、動画をあげておきますね。
キハ200形、長く活躍してもらいたいですね!
今日も「大体」のところで楽しめました(^^)